誰もが「地の塩」のひと粒
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
バス停の終点まで行く
海の方へ行くバスの、現在行ける最後のバス停に降りようと決めた。
昨年は家人は亘理、私は東松島に行く機会を得たこともあり、
これが正しいかどうかともかく、子供にも被災地の一端を見せるという思いがあった。

但し、そこから先、本当に海が見えるところへは行く気がなかった。
興味本位でその近くへ行こうとしながら、そこまでは行けない、というのも生ぬるいのだけれど、
やはり自分が行くべき場所か迷いがあったから。

仙台市若林区、荒浜地区は平野部では最大とされる津波被害にあったそうだ。
あの日、若林区に住む知人と連絡がつかない時に、同区沿岸部での甚大な被害が報じられ、本当に凍りつく思いだった。今は、その場所に慰霊塔が建っているという。
自分はそこまでは行ける気持にならなかった。

もとは海岸の近くまでバスが行ってたそうだが、今は幾つか手前で折り返している。
その折り返し点が「笹新田」ホテルのある広瀬通からバスに乗り、仙台駅を通り約1時間。駅からは結構乗客がいたが、高速道路(仙台東部有料道路)を越す時には、私と娘の二人だけになった。
この道路を越すと、それまでは市街地だった周囲が一変し、田んぼが広がる。
しかし、おそらくあれ以来手つかずではないだろうか。
ただただ空間が広がっている、という感じだった。
 
終点で下車した。
海岸までは1キロとは歩かないだろう。
見ただけでは被害のなかったような民家もあるし、工事中の場所もある。
R137を行き来するのはダンプばかり。

ちなみにここまでのバス便は1時間に1本。
来るまでのバスが遅れ気味に着いた為、仙台方面に戻るバスの時間まで15分程度しかなかった。
バス停からあまり離れないように数分歩いた。

海の方向に、木が立っているのが見える。
この場所を報じた写真で見た風景と同じだ。
あの先に、海がある…
 
あっという間に時間となり、バスに飛び乗る。
数分で高速を越えると、もう街の雰囲気になってくる。仙台の中心まで来ると、別世界のようだ。
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。